第19回 要約筆記でコミュニケーション ~文字で伝える情報伝達とは~

人と人をつなぐコミュニケーション。メールなど文字による情報伝達も増えてきましたが、人が集うときには「音声」を多用するもの。そんなとき忘れないでほしい「耳の不自由な方」の存在、そして「要約筆記」のことを紹介します。

概要

 自分の気持ちを伝えたり、意見を交換したりする時、あなたはどのような方法を使いますか?日ごろの生活では、自分の声、すなわち「音声」を使うことが多いですよね。
  耳の不自由な方はどうでしょうか。耳の不自由な方の情報伝達と言えば「手話」をイメージすることが多いですが、聴覚障害者の多くは「手話」が理解できないと言われています。人生の半ばで聴こえを失った中途失聴者や難聴者の多くは「手話」を習得するのが困難であり、実際には「文字」や「補聴器」などを併用したコミュニケーションを選択する方が多いためです。
 中途失聴者や難聴者のコミュニケーションを保障するため、音声を文字に要約して、必要な情報を伝えるのが「要約筆記」です。耳の不自由な方の自己実現や公平な社会参加を実現するべく、病院での診察、役所での手続、地域の催し事、災害時における避難所など、幅広いフィールドで必要とされています。
 今回は、「要約筆記」の活動に従事されている「佐賀要約筆記サークル虹の会」の皆さん、要約筆記の利用者を代表して「佐賀県難聴者・中途失聴者協会」の方などにお話を伺いながら、要約筆記の意味や必要性などに迫っていきます。

画像:インタビューに答える佐賀要約筆記サークル虹の会会長の吉原奈保子さん 画像:講演者の発言内容をOHPシートに要約して筆記する様子 画像:パソコンを使った要約筆記の様子
画像:要約筆記の人材育成のための講習会の様子 画像:要約筆記の意味や必要性について利用者の古賀道子さんにお話を聞きました 画像:要約筆記の活動について「虹の会」の会員の中尾恵美子さんにもお話を聞きました。
 

動画配信

メディアプレイヤーのダウンロード 動画をご覧になるには「Windows Media Player」が必要です。当コンテンツには、Media Playerによる動画配信ページが含まれております。Media Playeのダウンロード(無償)は左のアイコンをクリックしてください。
 

取材協力

佐賀要約筆記サークル「虹の会」(吉原奈保子さん、中尾恵美子さん)、佐賀県難聴者・中途失聴者協会(古賀道子さん)