県メルマガ「月刊 佐賀UD通信」第7号 (H20.8.22発行)

 ユニバーサルデザイン(UD)は「人にやさしいデザイン」。誰もができる限り利用しやすいように製品や建物、情報やサービスなどをデザインするという考え方です。佐賀県は、老若男女だれもが自分らしく、いきいきと暮らせる社会を目指して、ユニバーサルデザインを積極的に推進しています。

目次(index)

1  「季刊ユニバーサルデザイン(27号)」で佐賀県が紹介されています

  知事インタビューをはじめ、県内のユニバーサルデザインの取り組みに関する記事が盛りだくさんです。

 

2 「佐賀県子どもUD作品コンクール」 応募者募集中

   未来のユニバーサルデザイン(UD)をつくるのは君たちだ!

 

1 「季刊ユニバーサルデザイン(27号)」で佐賀県が紹介されています

「ユニバーサルデザイン」
最新号(27号)
インタビューで熱く語る知事

 県では、「三世代みんなが安心して暮らせるまち」を目指して、誰もが利用しやすいまちや環境をつくるというユニバーサルデザイン(UD)の取り組みを積極的に推進しています。

 このたび、専門誌「季刊ユニバーサルデザイン(最新号:27号)」(株式会社ユーディ・シー発行)において、県内の佐賀県の企業・団体・行政によるユニバーサルデザインの取り組みが取り上げられています。

 知事や市長へのインタビューをはじめ、新幹線西九州ルートの開通を見据えたユニバーサルデザインの観光地づくりの話題、有田焼や諸富家具など地場産業におけるものづくりの話題など、31ページにわたって大きく掲載されています。ご興味のある方はご購読ください。

 また、今回は、発行元のご好意により、知事インタビューの掲載をお許しいただきました。県ホームページ「ユニバーサルデザインラボ」で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

  

知事インタビュー「まちづくりは人づくり UDがなくなる社会をめざす」はこちらからご覧ください。(さがユニバーサルデザインラボ)

 

広報誌や県政テレビ番組など、ユニバーサルデザインに関する記事や映像などのバックナンバーも紹介しています。

 詳しくは「みんなの資料集」をご覧ください。(さがユニバーサルデザインラボ)

  

雑誌「季刊ユニバーサルデザイン」の購読方法やバックナンバーなど

  「ユニバーサルデザイン・コンソーシアム」のホームページをご覧ください。


2 「佐賀県子どもUD作品コンクール」応募者募集中

最優秀賞(アイディア作品の部)
「まるいつめきり」
坂口 美月(鍋島中2年)
最優秀賞(壁新聞の部)
「背振中をUD化しよう」
平川 貴啓さん他(脊振中1~3年)

 県と県教育委員会では、次世代の佐賀県を担う児童・生徒へのUD教育の促進を図り、周囲の教員や保護者の皆さんと連携しながら、UDの理解促進を図っていくため、「佐賀県こどもUD作品コンクール」を実施しています。 

 このコンクールは、県内の小・中学生や特別支援学校の児童・生徒の皆さんによる「アイディア作品」や「ポスター・壁新聞」や「作文」を募集・表彰するものです。

 現在、このコンクールに応募いただく作品を、県内の各学校を通じて募集しています。(募集期間は20年12月26日(金曜日)まで。)

 

詳しい応募要領は「平成20年度佐賀県こどもUD作品コンクールの応募者募集」(県UDホームページ)をご覧ください。

 

平成19年度受賞作品のご紹介

 「誰もが望む本物のUDの在り方」

  真名子 優香(佐賀清和中2)

  「UDって、何て素晴らしいんだろう。」これは、私がUDに対してつくづく思っていたことです。特に、祖母と一緒に外出した時、印象に残るものが数多くありました。例えば、手すりやスロープです。足腰が弱い祖母にとって、手すりは心強くて大切な支えとなり、スロープは足にかかる大きな負担を和らげてくれます。また、祖母は時々車いすに乗ることもありました。そんな時も、助けになったのがUDでした。例えば、トイレを挙げてみると、大きなスペースや下向き斜めの鏡などがあります。それらは動きづらさや狭さの不安から解放し、心地よい時間を与えてくれました。これらのように私の経験を通しても、UDの便利さに感心するばかりです。だから、視覚障害者の方、耳の不自由な方たちも音の鳴る横断歩道、点字や点字ブロックなどによって、ずいぶんと楽に町へ出ているのだ、と考えていました。しかし、それは私の単なる勘違いだったのです。   

 私は、視覚障害者である三宮麻由子さんの著書『目を閉じて心を開いて』を読み、その時やっと気が付いたのです。UDは全ての人間がハッピーになり暮らしやすいものでなければならないことに。三宮さんの考えから車いすや高齢者対応と思えるバリアフリー、エレベーターに点字があるだけでは便利だと言えないこと、駅のプラットホームに設置されてある点字に対して本当に持つ意味を放送しないこと、利用者が平気で上に物を置いたり乗ったりすることを、私たちに指摘されたような気がしました。特に、エレベーターについての話には、とても驚きました。私の祖母のように車いすを利用する人や、それを押す人にとって、エレベーターは中も広く入り口も平らで、とても便利です。それに、視覚障害者の方たちにとっても、点字の表示があり、困ることはないと決めつけていました。でも、実際の視覚障害者の方の「音声の鳴るものでないと不安だ」という、本当の気持ちを知り、他の人の立場をちっとも真剣に考えられなかった自分が恥ずかしくなりました。   

 私は今回、UDについて考え、最も言いたいことが一つあります。それは、いろいろな人たちの立場に立つことの大切さです。すると、良い点もたくさん見えてきますが、その分悪い点もたくさん見えてきます。それをふまえた上で、UDが本当に持つ意味「全ての人間が、特別な意識を持たず、ハッピーで暮らしやすいようにしたもの」を考え直さなければなりません。つまり、一部の人が配慮を受けるだけでは、UDとは言えないのです。また、共に利用する側も、思いやりの気持ちを忘れず自然なマナーを心がけるべきです。それらがそろってこそ誰もが望む本物のUDを作り上げていくことが、できるのではないでしょうか。  

 


  「佐賀県こどもUD作品コンクール」、UDをテーマにした子どもたちの作品を通して、子どもたちはもちろん、大人である私たちも、UDの大切さを考える機会にしたいものです。

 

 平成19年度「佐賀県こどもUD作品コンクール」入賞作品はこちらからご覧ください。

   (さがユニバーサルデザインラボ)           

 

ページの上部へ

 

県メルマガ「月刊 佐賀UD通信」第7号(H20.8.22発行)