県メルマガ「月刊 佐賀UD通信」第5号 (H20.6.9発行)

 ユニバーサルデザイン(UD)は「人にやさしいデザイン」。誰もができる限り利用しやすいように製品や建物、情報やサービスなどをデザインするという考え方です。佐賀県は、老若男女だれもが自分らしく、いきいきと暮らせる社会を目指して、ユニバーサルデザインを積極的に推進しています。

目次(index)

1 「あなたが好きだから ユニバーサルデザイン(UD)」

   皆さまに親しまれるリーフレットを目指しました

2 「バリアフリー教室in嬉野」

   温泉旅館では九州初!「バリアフリー教室」が開催されました

3 編集後記


1 「あなたが好きだから ユニバーサルデザイン(UD)」

画像:リーフレット(実物)イメージ
リーフレット実物です。右下の四角いものが「音声コード」
画像:リーフレット(実物)で用いた鏡調の厚紙
身だしなみの「鏡」としても代用できるような工夫

 県では、「三世代みんなが安心して暮らせるまち」を目指して、ユニバーサルデザイン(UD)の取り組みを推進しています。 

 このたび、県民の皆さまにUDを簡単に理解いただけるよう「あなたが好きだからユニバーサルデザイン(UD)」リーフレットを作成しました。

 このリーフレットは、ユニバーサルデザインの視点から、「簡単、見やすい、分かりやすい」ように次のような工夫を凝らしています。

加齢により視力が低下してきた方にも読みやすいよう、文字の色は背景色とのコントラスト(明度差)をはっきりと付け、ゴシック体の大きいフォントで読みやすい工夫

目の不自由な方にも内容を理解いただけるよう、記載内容を音声で読み上げられる「音声コード」を導入

 この他にも、面白い工夫があります。身だしなみの「鏡」としても代用できるような工夫をして、ポケットやバックなどで持ち運びやすいサイズにしました。

 現在、このリーフレットは、ご要望に応じて無料で配布しているほか、PDF形式のデータをホームページからダウンロードいただけます。配布ご希望の方は、メール末尾に記載の連絡先までお問い合わせくださいね。

 学校・地域・職場などの各種イベントや勉強会などの機会でご活用いただければ幸いです。

リーフレットのダウンロードはこちらから(県UDホームページ)

 

 

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2 「バリアフリー教室in嬉野」

画像:高齢者体験の様子
加齢による能力の変化を実感する参加者
画像:入浴介助体験の様子
お身体に不自由のある方の入浴介助を体験する参加者

 去る5月28日(水曜日)、嬉野温泉(嬉野市)において「バリアフリー教室in嬉野」(九州運輸局主催)が、地元の旅館や関係団体や市などの協働で実施されました。

 この教室は、ハード・ソフト両面でバリアフリーの推進を図る目的で実施されていますが、温泉旅館での開催は九州初の試みです。

 当日は、温泉やホテルの経営者や従事者の方などが、車イス体験、アイマスク体験、高齢者疑似体験、入浴介助体験などを通して、ユニバーサルデザインの視点で、お身体の状態の違いに応じたきめ細やかな「おもてなし」の方法を学ばれました。

 嬉野市では、九州初(日本では2箇所目)となる「佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター」が昨年12月にオープンしました。

 このセンターが核となって、旅行者への情報提供、旅館や観光施設の改修に向けたコンサルタントを行うなど、ユニバーサルデザインのまちづくりに向けた取り組みが盛り上がりを見せています。

 4人に1人が65歳以上の高齢者となりつつある日本。団塊世代の大量退職もピークを迎え、お身体に不自由のある方やそのご家族連れといった旅行も当たり前の時代になりつつあります。

 「ご高齢のお客さまにも、お身体に不自由のあるお客さまにも、家族皆さんで安心してお越しいただける街にしていきたい。」そんなユニバーサルデザインのまちづくりに対する熱い想いが伝わってきそうです。

佐賀新聞「ひびのニュース」でも紹介されています(佐賀新聞ホームページ)

「佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター」の取組発表を掲載しています (県UDホームページ)

「佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター」のホームページ


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3 編集後記   

 今回ご紹介したリーフレット「あなたが好きだから ユニバーサルデザイン(UD)」。

 韓国の某有名人主演のCMでも「あなたが好きだから~」というキャッチフレーズが使われているそうです。「韓流ブームに便乗して?」との声を頂戴しました。(実際は、そういった意図はなく、偶然そうなったのですが。)

 さらに、リーフレットに用いた鏡のような厚紙。小中学生などには大変喜ばれたのですが、大人の方からは「ユニバーサルデザインにどう関係するのか?」といった真面目なご質問もいただきました。(実際は、リーフレットを日ごろから持ち歩いてもらえるように、鏡のような使い方もできるようにしたのですが。)

 いずれにしても、色々な意味で話題になれば、制作関係者全員の喜びであることは言うまでもありません。

 

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