県メルマガ「月刊 佐賀UD通信」第4号 (H19.12.5発行)

 ユニバーサルデザイン(UD)は「人にやさしいデザイン」。誰もができる限り利用しやすいように製品や建物、情報やサービスなどをデザインするという考え方です。佐賀県は、老若男女だれもが自分らしく、いきいきと暮らせる社会を目指して、ユニバーサルデザインを積極的に推進しています。

目次(index)

1 「佐賀県子どもUD作品コンクール」 応募者募集中

   未来のユニバーサルデザイン(UD)をつくるのは君たちだ!

2 「第2回佐賀県ユニバーサルデザイン(UD)大賞 応募者募集中

   佐賀県は、個人/企業/CSO(市民社会組織)などによるUDの取り組みを積極的に応援します!

3 「車いすマラソンで広がるUDの環(わ)」

  毎年有田町で開催される車いすマラソン大会。そこに集う地域住民や団体の皆さんによるユニバーサルデザイン(UD)の取り組みにスポットを当てて、楽しく分かりやすくレポートします。

4 UDみんなのひろば

   株式会社クネット・ジャパンさんから、ユニバーサルデザインの波型手すり「クネット」のご紹介をいただきました。

5 編集後記


1 「佐賀県子どもUD作品コンクール」応募者募集中

平成18年度受賞作
小学生(ポスター)の部 知事賞鹿島市立能古見小学校6年
村吉 直緒さんの作品
画像:山下さんの作品
小学生(ポスター)の部 佳作 嬉野市立轟小学校3年
山下雅惟さんの作品
画像::鍵野さんの作品
中学生(ポスター)の部 知事賞伊万里市立啓成中学校2年
鍵野暁子さんの作品
画像::天本さんの作品
中学生(ポスター)の部 優秀賞鳥栖市立鳥栖中学校1年
天本楓さんの作品

 県と県教育委員会では、次世代の佐賀県を担う児童・生徒へのUD教育の促進を図り、周囲の教員や保護者の皆さんと連携しながら、UDの理解促進を図っていくため、「佐賀県こどもUD作品コンクール」を実施しています。 

 このコンクールは、県内の小・中学生や特別支援学校の児童・生徒の皆さんによる「アイディア提案」や「壁新聞」や「作文」を募集・表彰するものです。

 現在、このコンクールに応募いただく作品を、県内の各学校を通じて募集しています。(募集期間は20年1月31日(木)まで。)

 詳しくは「佐賀県こどもUD作品コンクール」をご覧ください。
   (県UDホームページ)    

 

平成18年度受賞作品のご紹介

 「ユニバーサルデザインのまちづくり」

  多久市立東部小学校6年(当時):赤司 和則

  ぼくは、ユニバーサルデザインについて考えました。ユニバーサルデザインとは、しょう害を持つ人だけでなく、お年よりや子供など、だれでも使いやすいデザインのことです。

 実際に、どんな物があるか調べてみました。 例えば、ボタンが大きくて使いやすいリモコンや、開く力が少なくてすむハサミ、容器の横にでこぼこがついているシャンプー、点字と文字でお酒であることが分かるビールかん、牛にゅうパックの屋根に付いている切りこみなどがありました。電話機には、「5」のボタンだけ小さなポッチが付いています。

 どれも、小さな工夫でみんなが便利になるものです。商品だけでなく、まちづくりにもちょっとした工夫で、便利になるという考えが使えると思います。段差をなくすなど、バリアフリーの考えは、だいぶん進んできているようです。それを発展させた考えだと思います。ぼくのおばあちゃんはひざがいたくて、歩くのにつえがいります。バス停や公共のしせつなど人の集まる所には、いすがあれば楽だと思うし、いすには、手すりがあると立つときに苦労しなくてすみます。道路のはしを歩くとき、道が少しななめになっていたり、でこぼこがあったりすると、歩きにくいそうです。きっと車いすでも同じだと思います。他にもバスに乗るときにステップが低かったり、建物の通路に手すりがあったりすると便利だと思います。

 まだまだ気づかない所に少し工夫したらだれもが便利になる部分は、あると思います。駅やしせつを作るときに、多くの人の意見を聞いて、アイデアを取り入れるといいと思います。佐賀のバスセンターは、おととし新しくなりましたが、計画するときに市民の多くの人にアンケートを取ったり、意見を聞いたりしたそうです。体の不自由な人も子供も使いやすいように工夫したそうです。通路を広くしたり行き先案内を大きくしたり、いすを乗り場の近くと中の方に作ったりしています。駅からバスセンターに行くにも階段を通らなくていいようになりました。 これからもっとユニバーサルデザインの商品を見たり、しせつに行ったりしてみたいと思っています。

 

 「佐賀県こどもUD作品コンクール」、UDをテーマにした子どもたちの作品を通して、子どもたちはもちろん、大人である私たちも、UDの大切さを考える機会にしたいものです。

 平成18年度入賞者一覧(HTML版:県UDホームページ)はここをクリック

 平成18年度入賞作品集はこちらからダウンロードできます(PDF:322kb)

 

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2 「第2回佐賀県ユニバーサルデザイン(UD)大賞」応募者募集

平成18年度受賞者
画像:嬉野高校の皆さん
佐賀県立嬉野高等学校生活福祉系列3年生の皆さんは「UDの普及活動」で優秀賞
画像:空港乗合タクシーのパンフレット
株式会社佐賀タクシーは「空港乗合タクシー」で優秀賞
画像:児童による高齢者疑似体験の様子
唐津市立玉島小学校4年生は「総合的な学習の時間を活用したUD学習の取り組み」で優秀賞

 県では、「ユニバーサルデザイン(UD)」の取り組みを全県的に推進するため、県内の個人・団体による優れた取り組みを募集・表彰して、UDのより一層の普及と取り組みの促進を図る「佐賀県ユニバーサルデザイン大賞」を実施します。

 現在、「第2回佐賀県UD大賞」に応募(推薦)いただける方を募集中です。

 募集対象は、「まちづくり」、「ものづくり」、「ソフトづくり」、「意識づくり」 など、UDの理念に基づいたあらゆる分野の活動や取り組みのうち、県内の個人・団体によるものです。(但し国や県の行政機関による取り組みを除く。)

 募集期間は、平成20年1月11日(金)まで。

 受賞された活動や取り組みは、UDの普及や取組促進のため、県のホームページ、パンフレット、テレビ・新聞・ラジオ等の媒体、県主催のイベントなどを通じて、積極的に広報を行っていきます。

 なお、応募は、自薦・他薦を問いませんので、県民・企業・CSO(市民社会組織)・市町など、皆さまの取り組みや活動を、ぜひお寄せください。

  佐賀県は、年齢や性別、障害の有無、国籍などに関係なく、だれもが利用しやすい建物や製品、情報・サービスなどをはじめから考えてつくるというユニバーサルデザイン(UD)に取り組む皆さんを積極的に応援していきます!

応募方法など詳しくは、「第2回佐賀県ユニバーサルデザイン大賞」をご覧ください。(県UDホームページ)

 

 県政広報テレビ番組「県政NOW」(11月放送)では、県内でUDに取り組む企業・団体を紹介しています。

県政NOW11月号バックナンバー「すべての人のために!ユニバーサルデザイン(UD)」はこちらからご覧ください。(mwv:約13分)

「県政NOW(11月号)出演企業・団体

 きたがた未来まちづくり(北方町商工会)

 佐賀県立嬉野高等学校生活福祉系列の生徒の皆さん

 多久市立北部小学校の皆さん

 株式会社平田椅子製作所の皆さん 

「UD(ユーディー)の環(わ)」への取材依頼や情報提供をお待ちしています:ud@pref.saga.lg.jp


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3 UD(ユーディー)の環(わ)

有田町で開催された「車いすマラソン大会」は今年で第18回を迎えた。
それぞれの想いを胸に、セラミックロードを疾走
画像:今泉さん
「この町で、この大会を開催できることを誇りに思う」 と語るのは佐賀セラミックロード実行委員長の今泉高弘さん
画像:岩崎さん
「大会をホームステイで家族が支えている」のは西有田ライオンズクラブ事務局長 岩崎数馬さん

 皆さまからご好評の新コーナー「UD(ユーディー)の環(わ)」。「UD(ユニバーサルデザイン)」をテーマに活動や仕事をしている、地域でかんばる人・CSO(市民社会組織)・企業の皆さんたちを紹介していき、UDの環(わ)をひろげようという企画です。

第2回のテーマは「車いすマラソンで広がるUDの環(わ)」。

 陶器市で全国的にも有名な有田町。

 この町の西有田地区で、2007年11月11日、「佐賀セラミックロード車いすマラソン大会」が開催されました。

 今回の大会には、トップアスリートから重度の障害をお持ちの方まで、国内外を問わず、約130名の選手が参加されました。

 ある人は優勝を狙い、ある人は自己タイムの更新を目標に、あるいは地域の人々との交流やリハビリを兼ねて、それぞれの想いを胸に、500メートル、1キロ、5キロ、10キロのセラミックロードを疾走しました。

 今回の大会で第18回を迎えた「車いすマラソン大会」ですが、実は会員の高齢化や資金難のため、前回(第17回)の大会で一旦幕が下ろされました。

 しかし、地域住民やCSO(市民社会組織)、前実行委員会のメンバーなど有志が再び集い、今回の「車いすマラソン大会」が開催される運びとなったといいます。

 そこで、今回の「UDの環(わ)」では、大会を途絶えることなく開催された佐賀セラミックロードの実行委員長、そして韓国の選手をホームステイで受け入れながら大会をサポートされている地域の方、お二人にお話しを伺いました。

 「車いすマラソン大会」に対するそれぞれの想い、大会との関わり、そして今後の抱負などについて伺いました。 皆さま、どうぞお楽しみください。 

 

 第2回「車いすマラソンで広がるUDの環(わ)」はこちらから
   (県UDホームページ)

 

 「UD(ユーディー)の環(わ)」への取材依頼や情報提供をお待ちしています   ud@pref.saga.lg.jp

 

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4 UDみんなの広場

画像:手すり1
駅、病院、公園、商業施設など、街中でこんな手すりを見かけた人、多いかもしれません。
画像:手すり
階段の上り下りが楽になるのは、クネクネのカタチに秘密があるようです。

 UD(ユニバーサルデザイン)」をテーマにした情報掲示板 「UDみんなの広場」。

 株式会社クネット・ジャパンさんから「UDみんなの広場」に、ユニバーサルデザインの波型手すり「クネット」のご紹介をいただきました。

 病気や怪我でひざが痛むようなときにも、妊娠中で階段の上り下りが大変な方にも、近ごろ足腰が少し弱ってきたかなという方にも、そして健康なあなたにも、みんなの階段の上り下りが楽になる秘密があるようです。

  詳しくは、『くねくねが街に広がる!注目の波形手すり「クネット」のご紹介』をご覧ください。(UDホームページ)

 

  「UDみんなの広場」は、年齢・性別・障害の有無・国籍等に関係なく、誰もができるだけ利用しやすい商品づくりやまちづくり、意識づくりなどに取り組む「UD(ユニバーサルデザイン)」をテーマにした情報掲示板です。

 現在、この「UDみんなの広場」に情報掲載いただく企業・CSO・市町などを募集しています。

 掲載方法などの詳細は、「UDみんなの広場」をご覧ください。
   (UDホームページ)  

 

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5 編集後記   

 昨日、佐賀市内の中学校に「UD出前講座」でお邪魔しました。

 総合的な学習の時間で「共生」をテーマに学習を進めていることから、お招きいただきました。ロン・メイス氏が提唱したユニバーサルデザインの概念や「UD7原則」などを事例とともに紹介しながら、UDの必要性を生徒と一緒に考えていきました。 生徒代表の女性からは「今回の講話を参考にして、さらに研究を深めたいと思います」と嬉しいお言葉もいただき、心強く感じました。

 ユニバーサルデザインの概念を提唱し、世界中に広めたロン・メイス氏に尊敬の念を抱きながら、未来の佐賀県をつくっていく子どもたちに希望を託したい。外はめっきり寒くなりましたが、心は温かい。そんな気分の一日でした。

 

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