地球上の誰もが必要な空気、空気環境UDの環(わ)


NPOシグナルキャッチの皆さんの写真  1990年代より特に問題視され、社会問題となった「シックハウス症候群」をご存知ですか?住宅の新築、リフォーム、家具の購入、シロアリ駆除などをきっかけに、室内にいると「頭痛」「めまい」「咳が出る」「息苦しい」「目がチカチカする」などの症状が起き、体調を崩す人が多くなりました。このことがきっかけで建築基準法が改正され「ホルムアルデヒドやクロルピリホス」などの規制が2003年7月1日から施行されました。しかし、様々な化学物質が氾濫している中、今規制されている基準を守るだけで安全な住宅になったとは言えません。
 また住宅だけの問題ではありません。個人差はありますが、生活の中で何気なく使っている殺虫剤や洗剤、芳香剤、除草剤etcに含まれる化学物質がじわじわと身体に蓄積され、許容量を越えたことがきっかけで様々な化学物質に敏感に反応するようになり苦しんでいる人たちがたくさんいます。(許容量を越えるきっかけが住宅で、家を出れば楽になる場合をシックハウスと言います。)

 そこで今回は、仕事や立場ではなく問題意識を持つ個人として集まり、シックハウスや化学物質過敏症の人々の相談に応じながら、これらの実態を社会に知らせ、空気環境による健康の大切さを訴える活動に取り組んでいるNPOシグナルキャッチのスタッフの皆さんに、お話を伺いました。

NPOシグナルキャッチのロゴ

「全国に化学物質過敏症を知らせる啓発活動」

鹿児島ひとみさんの写真 NPO団体 シグナルキャッチ代表 鹿児島ひとみさん


お話の内容




 一人のおかあさんが、化学物質過敏症で学校に行きたくても行けなくなった自分の子供の病気をきっかけに、このような子どもを一人でも無くす為に、仲間たちと活動を立ち上げ現在に至っています。「この病気に子供がなった時、子育ての方法など自分を責めたこともあったが、この活動を通して元気をもらっている。」と笑顔で話されました。
 患者の皆さんの現状や社会の実態を知らせ続けることで、一人でも多くの人が空気環境の重要さに気づき、子どもたちが明るい未来で暮らせることを願わずにはいられません。空気こそが、地球上に住んでいる人々みんなの共有物、空気環境を良くすることもユニバーサルデザイン!今後も、シグナルキャッチの皆さんの活動を応援しています。